音楽速報 by マキシー

SMAPの名曲「オレンジ」に込められた意味とは?木村拓哉のアレンジが素晴らしい!

2016年12月31日をもって解散するSMAPの名曲「オレンジ」

名曲でありながら、なんとこちらの曲はシングル曲ではなく、

「らいおんハート」のカップリングとして収録されているものなんです。

2013年6月8日に放送されたスマステーションでの『国民1000人が選ぶシングル曲ベスト25』の
番外編としてカップリング曲ベスト3でも堂々の1位に選ばれていました。

なんとも切ない歌詞、そしてそれにピッタリなメロディ。

卒業のシーズンによく歌われる曲ですね。

私自身、中学校の卒業式で先生方がこの歌を合唱してくださり、

号泣したという思い入れの強い曲でもあります。

この名曲がもう生で聴けることがなくなるのかと思うと寂しい限りですが、(生で聴いたことないけど)

今回はSMAP「オレンジ」の歌詞に込められた意味について記事にしていきたいと思います。

失恋がテーマ?SMAP「オレンジ」筆者的解釈

まずは歌詞をみながら曲を聴いてみてください。


歌詞はこちらから

学生の恋人が離れ離れになってしまう、という曲ですね。

なんとなーく聴いていると、ただ「さよなら」と彼氏が彼女をフっただけの唄のように聞こえますが、

じっくりと歌詞を見ながら聴いていただければ、もっと深い部分が見えてくると思います。

私の解釈としては、

登場する2人は高校生くらい。

卒業と同時に別々の進路へと向かうこととなってしまう。

主人公の彼氏が「本当は別れたくない・・・」という

自分の気持ちを押し殺しながらも

お互いのためを想い、彼女に別れを告げた。

という唄だと思います。

彼氏の「本当は別れたくないんだろうな」という気持ちは歌詞から読み取れます。

例えば、『遠回りをした〜』の部分は、

Bメロ『自転車に2人乗りしていて後ろに乗っている彼女の胸の鼓動が聞こえている様子。』

⇒あたたかい鼓動を感じながら別れを躊躇している。

サビ『あいたいよ…。~響いている』

⇒「本当は俺だってあいたいよ・・・。ごめんな。」

という彼氏の内心が伺えます。

一番わかりやすいのはCメロの

『人波の中で~その日まで…』という部分ですね。

「あ゛ー!!絶対いつかどこかで二人再開してくれー!!」

と願ってしまいますw

SMAP 木村拓哉の神的アレンジ

一番最後の歌詞で『ありがとう』とあるのですが、

こちらはなんと木村さんがアレンジされたらしいです。

元々は『さようなら』だったのですが、木村さんの提案により『ありがとう』に書き換えられました。

たった5文字のアレンジではありますが、これだけでかなり曲の印象が変わりますよね。

もしも『さようなら』で終わっていたとしたら、

「あー・・・別れをテーマにした寂しい曲だったなー」

という印象だったのが、『ありがとう』に変わることで、

私は曲を聴き終わった後に胸がジーンとなってしまいますw

「さようなら」はただ別れを告げるだけになってしまいますが、

「ありがとう」と歌うことで直前の歌詞の

『そして何より二人が~忘れはしないだろう』がより強調されますよね。

おそらく、日頃から周囲の人に対して感謝の気持ちを大事にしているんだろうなぁという

木村さんの人柄を感じる神アレンジですね。

この「ありがとう」が無ければここまでの名曲にならなかったと言っても過言ではありませんw

まとめ

いかがでしたでしょうか?

主人公である男の子の苦渋の決断がなんとも切ない青春ラブドラマを感じていただけたと思います。

私もこの記事を書きながら、学生の頃にこんな甘酸っぱい恋がしたかったなー・・・

なんて少しセンチメンタルになってますw

それはさておき、実はこの曲に出てくる2人の物語はここで終わりではない?らしいです。

同じくSMAPの曲でタイトルを変えて3部作まである、という噂ですが、

真相についてはまた後日記事にしていきますね^^

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